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2008.1.2
FirstFish 今年最初の獲物です。
Charr 紫掛かった魚体は斑点が良く目立つ。
つまみ 夜はこいつで一杯・・・。
[ Data ]
SurfaceTemperature:1℃
Rod:DaiwaTornadeTD-TO602LSB-OH
Reel:ShimanoAxis101(Ver2)
Line:VARIVAS VA-G 12lb
ShockLeader:VARIVAS VEP 20lb
Lure:Apia青龍・Raphael・Answer7g
Result:
SpottedCharr×3

2008年最初の釣行は、飽きもせず釧路川の有名ポイントを選択しました。
秀雪君、影虎君との出撃です。

最初は正月気分にヒタヒタと浸り、簡単に初釣りを済ませるつもりでした。
しかし、小雪が舞う峠を越え、ポイントに到着した僕らの目に飛び込んできたのは車の群れ。 正月最中だと言うのに釣り人とは熱心なものです。僕を含めて・・・。

餌釣りの方もいらっしゃるようなので、駐車場近辺を避け上流へと歩を進めましたが、 すれ違う人の口から漏れる言葉は一様に「渋い」の一言・・・。
水温を計れば0度に限りなく近い1度・・・。そして、影虎君のルアーにファウルフッキングした 雨鱒の白く爛れた口を見た瞬間、考えの甘さを改めることとしました。年に一度の初釣りですからね(-_-;)。
自分の技量以上のものを求めないことにしました。

河岸に生える木々の間からキャストを行う事が多くなるこの川では、僕の稚拙なキャスティング技術がネックとなっていた為、 足場の良い開けた場所を選んで粘ってみました。
対岸にぶつかった流れが巻き返す辺りを転がしたり弾ませたり・・・。

時合いが来たのか、十数投繰り返した行為に苛立ったのか・・・。それまで底質を伝えるだけの存在でしか無かった 竿先がしかっりと押さえ込まれ、流れの向こうから重く心地よい躍動が伝わって来ました。

午後までには皆が魚をキャッチし、昼を少し過ぎる頃には無事に釣り初めを終えられたことに感謝しつつ川を離れました。 そして、網走に戻った僕は釣友ゲンさんのお宅を訪れ、彼の収蔵品を肴にささやかな宴を催しました。
話題は釣りに関する思い出話や今考えていること・・・。どれも面白く、共感したり疑問を持ったり・・・。 これらの話は胸に留めて置く価値があり、その日の川の様子や攻め方を整理してくれたり、成功した理由(または敗北の・・・)の内の幾つかを明快にしてくれます。
しかし、時として疑問を感じたり漠然とした印象しか持つことの出来なかった"それ"が、突然目の前にはっきりと具現化される時があります。
こんな時は、喜びが胸にこみ上げ、新たな境地に踏み入れた気さえします。

でもね・・・。
「名人の技がある程度分かったと思ってそいつを実行すると、なんのことはない、名人はその反対をやっているのだ。/マクリーンの川の一節より」






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